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【Studyplusは自習室】企画部長が語るStudyplusのコミュニティ〜コミュニティマネージャー勉強会レポ〜

先日、株式会社スマートプラス、PIAZZA株式会社と当社の3社で「コミュニティマネージャー」についての勉強会を実施しました。

その時の当社の発表内容をご紹介します!

 

smartplus-sec.com

www.lp.piazza-life.com

 communitymgr.peatix.com

 

当日は約30名の一般参加の方と、メディアの方がいらっしゃってくださいました。

当日当社からは、Studyplus企画部長の島田が登壇しました。

 

専門的な知識がない方でも読んでいただける内容ですので、Studyplusに興味がある方や、特化方SNSに興味がある方はぜひご一読下さい!

 

 

自己紹介

こんばんは、よろしくお願いします。

スタディプラスの島田です。

 

簡単に自己紹介から。

今は、スタディプラス株式会社というEdTech(教育✕Tech)の会社で、学習管理SNS「Studyplus」のプロダクトオーナーをしています。

キャリアとしては、ずっと編集者をやっていて、その後メディアの運営だったりマーケティングをしていました、他にPRだったり人とのコミュニケーションに関係する仕事をしていました。

今日は、Studyplusのコミュニティマネジメントについてお話します。

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勉強の習慣化を助けるサービス「Studyplus」

Studyplusは、勉強の習慣化を助けるサービスです。

勉強って、割と三日坊主になりやすいというか、習慣化が難しいジャンルなんですよね。

Studyplusで出来ることは、まず勉強の記録です。教材に対して何時間、何ページ勉強したか。勉強記録が蓄積されると、グラフとして可視化されます。

 

可視化されると、「自分結構勉強してるな」とか「勉強する科目に偏りがあるな」とか気づきを得たり自信になります。

また、SNS機能もあるので、アプリ内のタイムラインに勉強記録を投稿すると「いいね」やコメントがついてそれが励みになる。

他のユーザーの勉強時間を見て、刺激を受けたりということもありますね。

 

Studyplusが目指す「学びの伴走者」

サービスとして目指していることを一言でいうと、「学びの伴走者」。

勉強は継続が難しいので、学びたい人が走り続けるお手伝いをすることが一つ。

それから、若年層は「何を勉強したらいいかわからない」「勉強したから何があるの?」っていう疑問を抱えている人もいるんですね。

それで、「とりあえず偏差値の高い大学に行けばいい」という考えではなく、自分にあった大学ややりたいことがやれる大学を探すようなーつまりキャリアのお手伝い・伴走もやっていきたいと思っています。

 

サービスは結構長くてですね、2012年から開始していて、今8年目です。2013年に累計会員数300万人、昨年400万人突破していて、今月には450万人を超えるという規模です。

 

Studyplusユーザーとコミュニティの関わり

Studyplusのコミュニティはどんなものか、ユーザーがStudyplusのコミュニティにどう関わっているかをまずご紹介します。

ユーザーがStudyplusを使い始めると、まず最初に目標を決めます。目標は複数つけられて、例えばTOEIC〜点とか、大学受験合格とかですね。

 

そうすると、同じ目標を持ったユーザーの勉強記録が表示されるタイムラインができます。自然と、同じ目標を持った人がどんな勉強をしているのかが分かるんですね。

こんな風に、ゆる〜くコミュニティに参画する仕組みになっています。

 

それから、気になるユーザーがいたらフォローすることができて、フォロータイムラインにその人の勉強記録が流れてくるようにもなります。

 

実際のタイムラインの様子がこちらですね、目標が大学だったら大学ごとの勉強記録が見れると。

絶え間なく勉強記録が流れてくるので、これをモチベーションの刺激になると言ってくれるユーザーは少なくないです。

 

フォロータイムラインには、同じ目標を持つ中で更に学年が同じだったり、学力が近そうな人をフォローしたりすることが多いようですね。ここはコメントやいいねがつきやすいです。

 

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Studyplusは自習室!

Studyplusの特徴は、高校生が非常に多いことです。

主に大学受験勉強を目標にしている人が多くて、社会人や大学生を合わせると35%くらいなんですが、こちらは資格試験や就職試験なんかに使う人が多いですね。

いま、高校3年生でセンター試験を受験するひとはだいたい60万人くらいなんですが、去年はそのうちの2人に1人の割合に近いユーザーがいました。

 

次に、どのくらいStudyplusが使われているか、アプリの起動回数と勉強記録回数をご紹介します。

これはある日のデータなんですが、ユーザーの平均アプリ起動回数は10回。細切れの時間で起動して、タイムラインを眺めたりしているのかなと。

それから、勉強の記録回数は4回。

Studyplusは結構頻繁に使われていて、かつ勉強熱心な人たちが多いと。

 

次に、機能の使われ方です。

勉強の記録をつけているひとは、一日にログインしているユーザーのうち8割以上で、「いいね」やコメントをするユーザーは2〜4割とちょっと少なめ。

これはなぜかというと、直接的なコミュニケーションよりは、お互いに記録を見て刺激を受け合うような使い方をしているんですね。

 

まとめると、Studyplusというサービスは、毎日のように使うユーザーが多く、一方で直接的なコミュニケーションはあまりしないということですね。

 

これを現実に置き換えると、何に近いかなと考えたんですが・・・自習室かなと。

勉強するための場所なので、当然みんな勉強している。

周りが勉強してるから自分もやらなきゃという気持ちになって、自分も頑張る。自習室では友達と話してもいいけど、騒いだり大きな声で話すとつまみ出されたり。

勉強は孤独なので、誰かと一緒に勉強しているという感覚は求められているんじゃないかなと思います。

 

Studyplus運営のポイントは、〇〇しないこと。

次に、Studyplus運営のポイントを考えてみました。

僕らがサービスを運営する中で大事にしていることは、徹底的に勉強の邪魔をしないこと。

Studyplusというコミュニティにいるひとは、勉強しに来ているので、安心してそれが出来る環境を整えることが圧倒的に大事。

 

コミュニティにいることで勉強の熱量が上がったり、やりたいことが見つかることを目指しています。

 

一方で、人が集まるし若いユーザーも多いので、アイドルの話とかゲームの話をしたいというのもあると思うんですが、それが勉強の妨げになっちゃうと本末転倒なので、そういうことは推奨していません。

あとは、仲のいい友達が出来るとか、タイムラインがすごく活性化するというのも運営の主題ではないですね。

 

ユーザーに配慮した何をしているか?

具体的に気をつけていることの事例ですが、例えば機能開発だったらリリース時期に気を配っています。

機能によってはユーザー体験に影響が大きいものもあるので、大学受験のスケジュールに影響を与えそうなときにはリリースしないようにしています。

去年であれば、ユーザーの関係を相互承認の「友達」から、フォローに変えたんですね。

当初は12月にリリースできそうだったんですが、センター試験も近くてユーザーが混乱するんじゃないかということで、受験が終わる3月にリリースしました。

 

あとは、若年層が多くて、勉強をしているとセンシティブになりがちなので、その点に配慮した機能を充実させています。

プロフィールは一項目ずつ公開範囲を変えられたり・・・例えば、同じ高校の子に見つかりたくないから、高校名を非公開に出来るとか。

 

企画面でいうと、例えば若年層に人気の芸能人やインフルエンサーとのコラボ企画はあまり好まれない傾向にあります。

今年実施したのは、Z会さんとのクイズ企画。

これがすごく盛り上がったんですね、リリース前はチーム内で「真面目すぎるんじゃないか」という話も出ていたんですけど、予想に反してとても盛り上がったり。

勉強法を投稿するSNSコンテストなんかも、参加者数が予想以上に多かったり。コミュニティやサービスの方向性に有った企画は受け入れられやすいですね。

 

一方で、Tik Tokを絡めたキャンペーンも実施したんですけれど、あまり盛り上がらなかったですね・・・。高校生はやってるはず、と思ったんですけれど。

こんな風に世間とのギャップを感じるとも有ったり。

 

CSと広告もユーザーファースト!

あとは、CS。

業者アカウント・・受験関連の情報商材を売ろうとする人の登録もあるんですが、そこの対策。

 

あとは、出会い。若いユーザーが多いので、出会い目的のユーザーも出てきてしまっていて、そこは徹底的に排除しています。

こういうものじゃなくても、ユーザー同士の揉め事もあるんですよね。

例えば、フォローを外されて傷ついちゃうとか。そういう場合は、CSのツールの中で過去のやり取りを見れるようにしてるので、背景に配慮しながらルールに則って運用しています。

何かを言われたから、すぐにコメントなりを削除するのではなく。

 

これも気をつけているんですが、広告。

 

Studyplusは広告でマネタイズしているので重要ではあるんですが、単価の高い収益の高いゲーム・エンタメはNGにしています。

去年、設定のミスで30分ほどエンタメの広告が出たことがあったんですが、30分で100件以上問い合わせがありました。

「こんな広告出てるけど、どうしたの!?」っていう。

ユーザーも、Studyplusの中では勉強以外の余計なことには触れないという共通認識を持っているんだなと実感した出来事でした。

 

広告の露出タイミングも、タイマーで記録をしているときに出さないようにしたりですね。

基本的には一息ついたときに任意で見るような、タイムラインとかメッセージとかに出すようにしています。

 

コミュニティを広げるには、いまのユーザーの満足度向上。

コミュニティを広げる上で大事にしていることは、今いるユーザーの満足度を徹底的に上げる。これしかないかなと。

自画自賛ですが、Studyplusってストアのレビューがとてもいいんですね。

特に勉強の区切りになるような春にレビューが増えたりするんですけど、これは勉強に集中できるコミュニティを形成したことにユーザーさんが満足してくれているっていうことだと思うんですれど、その結果として「Studyplusを利用したきっかけ」というアンケートでは、友達の紹介からが多くなっています。

 

結果、2012年からの月ごとの新規会員数のグラフを見ると、基本的にずっと右肩上がり。

ノンプロモでやっているので、これはユーザーの満足度が上がって紹介でユーザーが増えていってということが現れているなと。

 

まとめ

まとめると、最初にサービスコンセプトに合致する人を集めることが大事ですね。

ただたただ集めればいいんじゃなくて、Studyplusだったら勉強したい人を集める。

次にユーザーが集まったら、コンセプトから外れることをしないこと。運営がやりたいことじゃなくて、ユーザーが求めること・コミュニティにあっていることを実施するのがすべてかなと思っています。

ありがとうございました!